個々人それぞれの脇汗が出る原因を理解していこう

原因を調べる

ニオイがある汗と無臭の汗の違いについて詳しいく調べてみた

脇汗が出る原因はさまざまです。

一般的には暑さによる「汗」ですが、それ以外にも「精神的なことによる汗」「辛いものを食べて出る汗」などが挙げられます。

また汗は、2つの汗腺が大きく関係しており、それぞれ汗が出る原因が異なります。

まず精神的なことが原因で出る汗は「精神性発汗」と言い、緊張しやすい人や人前に出るのが苦手な人が経験する「脂汗」や「手のひらの汗」などは精神的なことが大きく関係しているでしょう。

このとき、交感神経が優位になるため、運動時とは異なる汗が出ます。

辛いものを食べて出る汗は、「味覚性発汗」と言います。

人によっては甘いものや酸っぱいものを食べたときにも出ると言われています。

生理的な汗であるため、はっきりとは解明されていません。

脇汗が出る原因はどちらも関係していますが、脇にある「汗腺」がどの種類かによって「良い汗」か「悪い汗」かが分かります。

そして、ワキガの場合も、この汗腺が関係しています。

まずエクリン汗腺は、無汗腺症でない限り、すべての人が持っている汗腺です。

生まれつき数が決まっており、「小汗腺」とも呼ばれています。

汗腺は200~500万個存在し、体温調整や腎臓機能の補助、皮膚乾燥の防止などの役割があるでしょう。

一方でアポクリン汗腺は、脂質やたんぱく質などを含んでいるのが特徴です。

ワキガの人は、この汗腺を持っていることがほとんどで、雑菌を分解するときに鼻をつくようなイヤなニオイを発生します。

基本的に、エクリン汗腺とアポクリン汗腺のニオイは違いますので、同じ脇汗でも必ずしもワキガになるわけではありません。

暑ければ汗をかきますから、脇汗=危険なことではありません。

前述したとおり、汗には「良い汗」と「悪い汗」があります。

良い汗であれば血液を取り込んだときに水分のみ排出され、ミネラルは血液中に戻すことができます。

汗の状態もサラサラしているので、雑菌も繁殖しにくくニオイもないでしょう。

しかし悪い汗になると違います。

汗腺のろ過機能に問題があるため、ミネラルを再吸収しません。

水分とともに体外へ排出されるため、汗がエタベタとしているのです。

またアンモニア分が皮膚表面をアルカリ性にするため、雑菌が繁殖しどんどんニオイを放ちます。

脇汗は、対策によって改善される場合があります。

もし脇汗に悩まされているのであれば、今一度生活習慣を見直してみてください。

どうしてもひどい場合は、きちんと病院で診てもらうことも大切です。

脇汗がでる仕組みってどうなっているの?

汗の出る仕組みとは
脇汗の仕組みは、「エクリン汗腺」「アポクリン汗腺」から出ることはすでに知っているでしょう。

エクリン汗腺は、いわゆる「暑くて出る」「辛くて出る」「ストレスで出る」といった全身にある汗腺で、誰しも持っています。

また99%以上が水分であるため、特別ニオイはありません。

しかし問題は「汗の質」です。

運動不足や暴飲暴食、過度なストレス下に置かれている場合は、汗腺の機能が低下し汗が出にくくなるといった症状が出る場合があります。

そして、血液中に含まれているミネラル分をろ過する働きも鈍り、ベタベタした悪い汗をかきやすくなるでしょう。

エクリン汗腺だからといって、ニオイがないわけではありません。

前述したように悪循環によって汗をかいている場合は、ニオイを放つようになります。

そして、そのままにしておくとどんどん雑菌の繁殖が促進され、ますますニオイが強くなるでしょう。

アポクリン汗腺は全身には存在せず、

  • 「脇下」
  • 「耳の後ろ周辺」
  • 「外陰部」

など、特定の部位に持っているのが特徴です。

ここから出る汗は、汗孔ではなく毛穴から。

アルカリ性で水分が少なく、アンモニアや脂肪、尿素などが混ざっています。

いわゆるワキガがこのタイプの汗腺になるでしょう。

しかし、実際には汗の成分によって臭くなっているわけではありません。

脇汗の仕組みはこの2つによって構成されており、アポクリン汗腺に関しては生まれつき持っている人とそうでない人がいます。

エクリン汗腺は誰しもが持っている全身から出る汗なのでワキガなどの心配はありませんが、それでも悪い汗になってしまうとニオイが強くなる恐れがありますので十分注意してください。

2つの脇汗の仕組みを分かりやすくまとめると、

【エクリン汗腺の特徴】

エクリン汗腺は「全身にある」「手のひらや足の裏に多い」「皮膚表面から出る」もので、活性時期はほぼ一生。

発汗による体温調整や肝臓機能の補助、皮膚乾燥の防止などが挙げられます。

汗も透明でサラッとしているのが特徴になりますので、ほぼ悪臭はないでしょう。

ただ殺菌に分解されるとニオイが強くなるため注意が必要です。

暑いとき・緊張しているとき・辛いものを食べているときなどにかく汗は基本的にエクリン汗腺によるものだと考えておいてください。


【アポクリン汗腺の特徴】

アポクリン汗腺は、「脇の下」「陰部付近」「毛穴から汗が出る」などが特徴です。

思春期から壮年期後半と広範囲の活性時期になり、性的アピールに関係するとされます。

しかし一度分泌すると以後24時間は活動しないといった特徴もあります。

多汗症って遺伝するものなのでしょうか

遺伝かも
脇汗には2つの汗腺があります。

そして、この汗腺には遺伝しやすいものとそうでないものがあるのは知っていますか?

それは、アポクリン汗腺です。

もし家族にこの汗腺を持っている人がいる場合、遺伝してしまうでしょう。

アポクリン汗腺を持って生まれると、50パーセントの確率でワキガになると言われています。

両親のどちらかがワキガだった場合でも同様です。

ただ中には遺伝しない場合もありますので、両親の何れか、またはどちらもアポクリン汗腺を持っているからといって、必ずしも子供がアポクリン汗腺を持って生まれるわけではありませんし、ワキガになるわけでもありません。

たとえアポクリン汗腺を持って生まれていなくても、不摂生を繰り返していれば悪い汗となり、ニオイが強くなるでしょう。

そして脇汗がひどいからといって、必ずニオイが出るわけではありません。

ただ、アポクリン汗腺が遺伝していれば、必然的にワキガの発症率が高くなるでしょう。

そもそも、多汗症とアポクリン汗腺やワキガは違います。

多汗症はあくまで汗をかきやすい人の症状です。

エクリン汗腺によるものならニオイはほとんどありませんし、良い汗の可能性もあります。

しかしアポクリン汗腺による多汗症であった場合はやはり注意が必要です。

  • 「何もしていないのに汗をかく」
  • 「手のひらも汗をかく」
  • 「したたるほど汗をかく」

という場合は多汗症の可能性がありますので、一度医師に診てもらうことをおすすめします。

脇汗は遺伝する!と断言することはできませんが、一緒に住んでいる親子は同じような食生活を送るため、どうしても同じような体質になってしまいます。

親の生活習慣が乱れていると、子供もその生活に巻き込まれ、汗やニオイなどを引き起こしやすくなるのでしょう。

そのため、脇汗は遺伝すると断言できなくても、親子で多汗症になるケースは珍しくないと言われているのです。

適度に汗をかくのは良いことですが、過剰に汗をかくことは決して良いことではありません。

特に脇汗は、シミの原因になってしまうでしょう。

特に緊張やストレスなどが原因で脇汗に悩んでいる場合、やはり悪い汗ですので、生活習慣も見直すことをおすすめします。

そして、何度も言いますがアポクリン汗腺の多汗症の場合はきちんと治療を受けてください。

対策方法としましては、やはり一番効果的なのは「制汗剤」です。

瞬時に脇汗を抑えることができるので、生活習慣を改善しながら同時進行で使ってみると良いでしょう。

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