通勤や通学中に汗が止まらなくなったら即実践できる方法とは

通勤通学つらい

脇汗で心配なのが電車です。

夏になると電車内で大量に汗をかいている人を見かけますが、満員電車だと特に周囲が気になるでしょう。

脇汗をかいていると、つり革を持ったときに目立ってしまうので「なるべくつり革は持ちたくない」と思っている人も多いのではないでしょうか?

電車でも使える脇汗をやわらげる方法とは‥

電車内でストレスを抱えてしまうと、さらに汗が出て大変なことになり兼ねません。

こんなとき、どうすれば良いのでしょうか?

色々ある中で直ぐにできる対策法は
  • 深呼吸する
  • 首元を冷やす
  • 通気性の良い服を着る
  • 制汗剤を使用する

などが挙げられます。

「気にしすぎない」ことも大切ですが、脇汗はどうしても気になってしまうものです。

ですから、前述した4つの方法を試してみてください。

そうすることで、「電車が大変!」といった悩みを解決してくれるでしょう。

1
まず、「深呼吸」をしてみましょう。

ギリギリに駅に行くのではなく、余裕をもって行動してください。

早めに駅に着いたら、ひと呼吸します。

夏は、駅近くのコンビニで涼んでから乗ると落ち着きます。

焦って乗ると体温センサーが過剰に反応してしまうため、急激に汗をかいてしまう恐れがあるのです。

ですから、深呼吸し体をクールダウンしてから乗るようにすると良いでしょう。


2
次に「首元を冷やす」ことです。

首元は風邪を引いたときに冷やすと熱が下がると言われています。

それは首に太い血管があるためで、この部位を冷やすことで体の汗がスッと引きます。


3
「通気性の良い服を着る」のも大切です。

秋冬でも、汗をかきやすい人は脇汗が気になります。

なるべく通気性の良い服を着て汗がこもらないようにしましょう。

蒸れやすい夏は、コットン素材の下着を着ると安心です。


4
そして、「制汗剤」です。

もっとも即効性があるのがこの方法ですね。

脇汗で「電車が大変!」と悩んでいる方には特に良い仕事をしてくれます。

制汗剤はドラッグストアでも購入できますが、多汗症などひどい場合は、きちんと皮膚科で処方してもらったほうが確実です。

制汗剤のポイントは、「塩化アルミニウム」が含まれていること。

インターネットでも販売していますが、不安な方は皮膚かをおすすめします。

ちなみに、皮膚科処方やインターネットなどで購入できる制汗剤は、脇だけでなく手や足、顔などの汗を抑える効果も期待できます。

また、日頃から食生活や睡眠など生活習慣に気をつけることも大切です。

不規則な生活やストレス、緊張などは多汗症の原因になりますので、今一度見直してみてください。

人ごみ行くと汗が出るのは実はパニック障害かもしれない

パニック障害
汗には、体温調整によるもの・精神的なもの・辛いものを食べたときなどに出るエクリン汗腺と、ワキガなどの原因になるアポクリン汗腺の大きく2種類に分けられることはもうご存知でしょう。

多汗症は、エクリン汗腺とアポクリン汗腺のどちらも原因に挙げられますが、アポクリン汗腺の場合にはワキガになりやすいため注意が必要です。

もちろん、エクリン汗腺でも「悪い汗」が出ている場合はニオイやベタベタ汗の原因になるでしょう。

汗をよくかく人は人ごみも大変です。

夏なら人が密集しているところは暑く汗が出やすいですし、人ごみが苦手な人は緊張やストレスで汗をかいてしまうでしょう。

基本的に、この2つが主な原因になりますが、なかには病気が潜んでいることも……。

そして、汗をかく場所によってさまざまな原因があると言われています。

どんな原因であっても、汗をかきやすい人は人ごみも大変です。

「汗をかきやすい」と思っていると、人ごみに行くたびにかいてしまいますから、精神的な不安も大きくなってしまいます。

ただ暑いだけなら涼めば落ち着きますが、精神性発汗の場合はストレスや緊張をほぐしてあげないことには汗は引きませんので、原因を突き止めて対策をしましょう。

ちなみに、人ごみでかく汗のひとつにパニック障害というものがあります。

【パニック障害とは】

その名のとおりパニックを起こしてしまう病気で、さまざまな症状がありますが、人ごみに行くとパニックを引き起こし汗をかくものです。

【参考サイト】パニック障害・不安障害について|厚生労働省ページ
こちらで詳しく書かれています。

この場合、普通の汗ではなく冷や汗が多く、汗だけでなく発作を引き起こす恐れもありますので十分注意してください。

しかし、人ごみも大変だからといって、人ごみを避けていては症状は悪化します。

人ごみで汗をかくということは、「悪い汗」だからです。

ですから、汗そのものを抑えるのではなく、良い汗にしてあげることが大切です。

そのためには、家に引きこもらずどんどん外出しましょう。

積極的に体を動かすことも効果があり、スポーツをするのも良いでしょう。

そうすることで、悪い汗から良い汗へと変わっていきます。

一時的にでも汗を抑えたいのであれば、制汗剤やミョウバンなどを使うのもおすすめです。

そうしながら少しずつ良い汗に変えていくことでストレスや緊張などによる汗から遠ざかり、安心して人ごみに行くことができるでしょう。

もちろん、食生活や睡眠などの生活習慣の改善も欠かせません。

野菜不足になっていませんか?

野菜に含まれているビタミンAやビタミンBは、汗をかいたときのイヤなニオイを抑える効果があるんですよ。

夏場はもっと大変!誰でもできる汗対策について

夏の対策
脇汗が気になる人にとって、夏場はもっと大変です。

なぜなら、「汗をかきやすい季節」だから。

服の汗ジミやニオイなどを気にする方も多いでしょう。

普段あまり汗をかかない人でも汗をかく季節ですから、汗をかきやすい人や汗で悩んでいる人は、よりストレスを抱えやすくなります。

多汗症の場合、手のひらや足の裏にかきやすいため、体から汗が出ることは少ないと言われています。

そのため、脇汗が多い=多汗症とはほとんど繋がらないでしょう。

よって、脇汗が多い人は多汗症というよりも「汗かき」と言ったほうが正解です。

その汗は、良い汗の場合もあれば悪い汗の場合もあり、当然良い汗のほうがニオイもなくサラッとしているので安心ですが、悪い汗の場合はきちんと対策をとらなければいけません。

では、どうすれば良いのでしょうか?

夏場はもっと大変ということを理解している方が多いと思いますが、その対処法を知っている方はほとんどいません。

なぜなら、一時的に汗を抑えてもすぐに出てきてしまうから……。

だからといって、ワキガなどでない限り、すぐに病院を受診する必要はありません。

まず、汗対策をしましょう。

いろんな対策法を紹介してきましたが、やはり一番は制汗剤です。

一時的にではありますが、汗を抑えてくれるので安心ですね。

皮膚科が処方しているものなら多汗症などにも効果が期待できるでしょう。

自分ではどうにもできない場合は、きちんと医師に診てもらったほうが安心というのもあります。

インターネットにもひどい汗で悩んでいる人のための制汗剤が売っていますが、この場合、口コミなどを見て選ぶと良いですね。

その他には、食生活の改善・水分補給・適度な運動・睡眠などが挙げられます。

汗は、「体の部位に合わせたケア」が大切です。

どんなシーンで汗をかきやすいのかというのも理解しておくと、それに対する対処法が見つけやすいでしょう。

夏場はもっと大変!というのであれば、服の汗ジミに気をつけたり、制汗剤でケアしたり、適度な運動で良い汗に変えたりなど工夫してみてください。

ちなみに、食事では大豆製品がおすすめです。

大豆に含まれているイソフラボンが、脇汗をかいた後のイヤなニオイを改善してくれます。

また汗を抑える効果もあり女性ホルモンのバランスも整えてくれますから、積極的に摂ると良いでしょう。

脂っこいものやファストフードなど中心の食事などにも十分気をつけてください。

辛いものを食べすぎて味覚性発汗を引き起こすこともありますので、食生活・運動・睡眠は脇汗対策に欠かせません。

脇汗を気にしてもっと汗が出る場合の緊張のほぐし方

一度、脇汗をかいてしまうと、常に脇汗が気になってしまって汗が余計に出てしまう事って少なくないですよね。

脇汗をかきやすい人は、夏の暑い時期だけでなく年中脇が汗でべったりしていると言います。

もし夏以外でも脇汗をかきやすい場合は、ちょっと原因を確認してみましょう。

ほとんどが、ストレスや緊張や不安による「精神性発汗」によるもの

もっとも多いのは、「精神的な要因」です。

ストレスや緊張、不安といったことによって起こる発汗で、「精神性発汗」とも呼ばれています。

精神性発汗は脇汗を気にしてもっと汗が出る場合が多く、男性ホルモンやアドレナリンが大量に出ているのが特徴です。

女性の場合、衣服のシミが気になる人もいるでしょう。

男性よりも汗に敏感ですから、脇汗を気にしてもっと汗が出る場合は多いと言われています。

あまりにひどい場合は発汗恐怖症といって、一種の対人恐怖症を診断されることもありますので、気にしすぎないことが大切です。

とはいえ、脇汗をかきやすいと知ったら、どうしても気になってしまうもの……。

気にしないようにすればするほど、汗が溢れ出てきてしまいます。

では、どうすれば脇汗を気にしてもっと汗が出る場合のマイナスな状態を改善できるのでしょうか?

前述したとおり精神性発汗が多いと言われていますから、精神的な原因を改善してあげることが大切です。

気にしていることによって起きているわけなので、気にしないように対策を取りましょう。

一時的にでも気にしなければ自然と汗は引いてきますから、やはり制汗剤がもっともベストな対策法になります。

いろんな制汗剤が出ていますが、おすすめはインターネットで販売している制汗剤です。

制汗力だけでなく消臭力もある制汗剤は、医薬部外品なので安全性も高いでしょう。

クリーム状になり、99.999%の殺菌力で約30分間ニオイを抑えることができます。

クリーム状なので密着力が高いのも嬉しいところ。子供や敏感肌でも使うことができるでしょう。

もうひとつは皮膚科でも処方している制汗剤です。

塩化アルミニウムを配合し、汗の出口にフタをします。

効果は強力で、数日~1週間程度は持つでしょう。

ただ人によってはかゆみが出るという報告も出ています。

敏感肌の方は一度パッチテストをすることをおすすめします。

皮膚科処方だからといって、すべての人が安心して使用できるわけではありませんので、使用する際は十分注意してください。

ちなみに、市販のものでしたら百貨店のコスメブランドにも人気の制汗剤があります。

脇汗とニオイを長時間抑え、サラサラにしてくれます。

毎日使うことで汗もかきにくくなるでしょう。

緊張による脇汗をできるだけ抑える方法

緊張による脇汗を経験したことがある方は多いのではないでしょうか?

緊張による脇汗はいわゆる精神的なことが原因で発症します。

「緊張汁」とも呼ばれており、暑くないのに汗が出てくるのが特徴です。

精神的なことが要因で起こるため、たとえば人前で話す、面接やプレゼンテーションなどでかく汗が分かりやすいでしょう。

軽度の脇汗であれば良いのですが、ひどい場合はしたたるほどの汗をかいてしまう方もいます。

緊張によって脇汗をかいてしまうと気づいたら、緊張するたびに汗をかいてしまう恐れも……。

それが精神性発汗で、緊張型多汗症とも言われています。

このタイプの脇汗は、交感神経が敏感な人ほどかかりやすいと言われており、交感神経によって汗腺の働きが活発になります。

脇は汗腺が多い場所ですから、緊張をすると脇汗をかきやすい方が多いのでしょう。

1日に何度も服を着替えることになる場合は、生活に支障が出てしまうので、きちんと病院で診てもらってください。

また、緊張による脇汗の困ったところは、「濃度が濃い汗が出やすい」ことです。

本来、かいてすぐの汗は無臭と言われています。

しかし汗をそのままにしておくと雑菌や皮脂などで悪臭を放つのです。

ワキガでない以上、アポクリン汗腺が働いていることはありませんが、エクリン汗腺でも緊張型多汗症のように大量に汗をかく場合や、細菌に分解されると腐敗臭のようなニオイを発することもあります。

ですから、ワキガではないとは言え、緊張による脇汗が臭わないとは限りません。

そんな緊張型多汗症による脇汗で悩んでいる方は、

  • 「制汗剤」
  • 「濡れタオル」
  • 「ツボ」

の3つの方法が効果的です。

制汗剤は、軽度であれば市販のものでも良いですが、重度の場合はきちんと皮膚科で診てもらい処方してもらったほうが良いでしょう。

基本的に、皮膚科では塩化アルミニウムが配合されたものを処方してもらえます。

最近ではネットでも簡単に購入することができますし、消臭効果もあるので非常に利用者が多くなってきているので認知度も非常に高くなってきております。

濡れタオルで汗を拭くのもおすすめです。

ただ外出時に濡れタオルを使うことは難しいので、その場合はウェットティッシュなどを持っておくと安心でしょう。

汗を抑えるツボは、「屋翳(おくえい)」「大包(だいほう)」です。

屋翳は胸にあり、左右の乳首から3~5cm程上にあります。

2~3分押さえることで、脇汗をはじめ顔や上半身の汗を抑えられるでしょう。

大包は、脇の真ん中から少し下の第六肋間にあるツボです。

(屋翳・大包ともに)左右両方のツボを同時に押すのがポイント。

軽い痛みを感じる人もいますので、あまり強く押しすぎないようにしてください。
 

意識するから汗が出る「緊張汗」は治療すべきか考えてみた

緊張汗は、意識するから汗が出るものです。

  • 「人ごみで汗をかきたくない」
  • 「つり革を持つのが怖い」
  • 「どうしよう?」

という不安やストレスが、より緊張汗を引き起こしています。

それなら、意識しなければ良いだけのことと思うかもしれませんが、一度緊張汗を引き起こしてしまうとなかなか治すことができません。

治すことができれば緊張するたびに汗をかく心配はないからです。

どんなときでも意識するから汗が出る、それが緊張汗なのです。

では、しつこく発症する緊張汗を治すにはどうしたら良いのでしょうか?

治療法はさまざまです。

意識するから汗が出る場合、いわゆる精神的なことが関係しています。

そのため、一般的な治療法では「自律訓練法」などの精神療法が多くなるでしょう。

それでも改善されない場合は、手術療法が適用されます。

【自律訓練法とは】

その名のとおり自律神経のバランスをとるトレーニングのことで、ストレスや緊張などによって引き起こされる交感神経を落ち着かせます。

そして、健康な人は交感神経とリラックスさせる副交感神経のバランスがとれているのが特徴です。

緊張汗の場合、交感神経が活発になっているため自律訓練法で治療していくのでしょう。

ちなみに、自律訓練法は自分で行うこともできます。

まず、背もたれのある椅子に姿勢を正して座ります。

このとき、体を締め付けるもの(時計やベルトなど)はすべて外し、暗く静かなところで行ってください。

仰向けで行ってもOKです。

セルフで行う訓練順序
  • 「第1公式」
  • 「第2公式」
  • 「第3公式」
  • 「第5公式」
  • 「第6公式」
  • 「消去動作」

を計15~20分間程行うことになります。

注意してほしいのは、うつ病や統合失調症、糖尿病などの持病を抱えている場合は、必ず医師に相談したうえで行ってください。

そして、各公式の合間に「気持ちが落ち着いている」と呟きましょう。

すべて紹介することはできませんが、最初のステップとして「第1公式」を説明します。

まず、利き腕に意識を向けます。

この訓練では両腕・両足に重さを感じることがポイントになりますので、「右腕(左腕)がとても重たい」と心の中で繰り返しながら反対の腕も同様に行います。

右足全体に意識を向け、「右足がとても重たい」と心の中で繰り返しましょう。

逆の足も同様に行い、両腕・両足が重いことをしっかり感じましょう。

一番最後に「消去動作」を行いますが、

消去動作の方法

1.ゆっくり目を開ける。
2.手を前にし、力を入れて拳を作る。
3.勢いよく手を開く。
4.2と3を何度か繰り返して完了です。