これで治るという根本的な治療は無い!
脇汗は夏場だけでなく、一年中悩む方も多いのではないでしょうか。
脇汗が出る原因は様々ですので、原因を知ってそれに合った対策をしていく必要があります。
脇汗は臭いも気になることから制汗剤を使うのも効果的ですが、臭いのある汗を防ぐ方法があれば良いのではないでしょうか。
脇には2種類の汗腺があり、エクリン腺と呼ばれる汗腺から出るのは運動をした後のさらっとした汗です。
それに比べてアポクリン腺から出るのはわきがのような強い臭いを持った汗が出るのです。
このような臭いの出る汗が多く出る人は汗腺が発達していくつもあるのが原因とされています。
また臭いのきつい汗が出る要因としてはストレスや食生活、運動不足や肥満などが原因で出ることもありますので、改善することで、脇汗に悩むことなく生活できるようになるので、このような項目に当てはまる方はそれを解消することで臭いのある汗を出さないように気を付けてみましょう。
すぐにできる対策としては食生活の改善や適度な運動、ツボ押しなども効果的だと言われています。
近年食事の欧米化が進み、香辛料を多く使った料理や動物性のたんぱく質や脂肪の多い食物を摂取するとアポクリン腺が刺激されて臭いのきつい汗が出るようになってくるのです。
食事はバランスの良い和食を摂るなど意識すると汗の性質も変わってきます。
また、運動不足の方も汗をかく機会が減ることにより汗腺が活発でないので、時々汗をかいた時に臭いのきつい汗が出るのです。
適度に運動する習慣を身に付けて汗腺を鍛えることで臭いも改善されていきます。
臭いが気になって汗をかかないような生活をするのではなく、日々汗腺に適度な刺激を与えることが必要ですので、お間違えのないように。
また、夏場は薄着になったりして臭いが気になることがあるので、臭いを防ぐ方法としては市販の制汗剤を使うと汗を防止することで臭いが出るのを防ぐことができます。
また、シートタイプのものは全身拭くことができ、拭いた後はサラサラに保ってくれるので、持続性もあるのが特徴です。
このように脇汗を防ぐ方法は様々ですが、食生活の見直しや、ツボ押しなどは比較的容易にに取り入れられるので、すぐにでも始めてみてはいかがでしょうか。
また、臭いに関しては自分だけでなく周りの方への配慮が必要ですので、市販の制汗剤などを取り入れて周りの方に不快な気持ちにさせないように心がけましょう。
ただし、様々な方法を行っても改善が見られない場合は医師の診断を仰ぐことも必要です。
最近では「臭い外来」という専門のクリニックもあるようですので、気になる方は相談されてみてはいかがでしょうか。
脇汗による汗染みを防ぐ方法
脇汗で一番の悩みは洋服の汗染みではないでしょうか。
冬場は脇汗も少なく、洋服を重ね着しているので、他人の目に触れることはほとんどないと思いますが、夏場は薄着のため脇汗により汗染みが目立ち、女性も男性も気にされる方が多いように思います。
汗染みを防ぐ方法で一番効果的なのは洋服の脇汗シートです。
脇に直接貼るタイプや洋服に貼るタイプ、洗って何度も使えるタイプなど、様々なものが販売されています。
価格も一組10~20円くらいでお手頃なので、1カ月使用してもコストは少なくてすみます。
もし変色してクリーニングに出すとなるとそれ以上の出費になります。
また、変色したまま放っておいたりするとクリーニングでも落ちないといった状況になってしまいます。
洋服を長く着る上で変色を防ぐ方法としても脇汗シートを活用することをお勧めします。
制汗剤を使用して脇汗を防ぐ方法もあります。
スプレータイプが人気ですが、肌に直接塗るロールオンタイプやクリーム、ジェルタイプなどの方が効果が高いようです。
ただし、制汗剤は汗腺を塞いで汗を出さないようにするというものなので、洋服のデザイン等で汗脇シートが使えない時などに活用してみてはいかがでしょうか。
洋服のデザイン選びで汗染みを目立たせないようにすることも可能です。
脇周りが広いタイプのデザインを選べば、洋服に直接触れることがないため汗染みの心配がありません。
ポンチョスリーブやバタフライスリーブ、ドルマンスリーブと呼ばれるデザインです。
脇周りがピッタリするデザインを避け、汗染みを防ぐとともに、洋服と肌が触れる面積が少ないので風通しもよく、暑い夏場でも快適に過ごすことができるのでお勧めです。
また、ユニクロではインナーに汗取りパッドが付いている商品も販売されており、脇汗シートを別途購入したり洋服に貼る手間もなくそのまま洗濯できます。
この汗取りパッドは内側に畳んで仕舞うこともできるので、キャミソールとして使う時や洋服のデザインに合わせて使い分けができるので、優れものです。
洋服自体にも汗染み対策がされている商品も販売されており、洋服の表面に撥水加工が施してあり、内側で吸水した汗が表面に染み出しにくい構造になっているので、インナーや脇汗シートを使わなくても気にせず着られるのも嬉しいですね。
以上のように、着る洋服のデザインや着ていく場所によって上手く使い分けをすることで、汗染みを気にせず薄着の季節も快適に過ごしてくださいね。
脇汗の臭いを防ぐ方法
汗自体は無臭だということをご存知でしょうか。
汗をかいた時に嫌な臭いがするのは細菌が汗や皮脂をエサにして分解すると発生するのです。
脇の汗腺にはエクリン線とアポクリン腺が存在します。
エクリン線は全身にある汗腺で無臭ですが、エポクリン腺は脇やデリケートゾーンなどの限られた部位にあり、たんぱく質や脂質などを含んでいるため、特有の臭いが発生します。
汗の臭いはストレスなどでも変化するのです。
ストレスや疲れが溜まると、「疲労臭」や「ストレス臭」と呼ばれる独特なツンとした臭いが発生するのです。
臭いのキツイ汗を発生させないためにも、日々疲れを溜めないように休息したり、ストレス発散を心がけるようにしましょう。
汗の臭いを防ぐ方法としては、汗をかいたらこまめにボディシートなどで汗を拭きとり、雑菌を除去することで嫌な臭いが発生するのを防ぐことができます。
汗の臭いを防ぐ方法として、汗をかいたらすぐに拭き取ることが重要です。
1時間経過すると雑菌が繁殖して臭いを発するようになるからです。
ただし、乾いたタオルだと表面の水分しか除去できないため、濡れタオルやボディシートで臭いの成分までしっかり拭き取って、清潔に保つようにしましょう。
嫌な汗を発生させないためにも夜はシャワーだけ済ませるのではなく、5分以上は湯舟に浸かって汗をかく習慣をつけると良いでしょう。
また、暑い時期は朝にシャワーを浴びることで夜にかいた汗や皮脂を洗い流すか、ボディシートや濡れタオルなどで拭き取ることで、日中に発生する体臭を抑えることができます。
汗を防ぐ方法として制汗スプレーを使用される方が多いと思いますが、汗が出るのを防ぐためのものですので、しっかり汗の拭きとりをしてから使用するようにしましょう。
嫌な汗を出さない習慣を心掛け、汗を抑えるためのスプレーやロールオンタイプの制汗剤を使用する。
また、汗をかいたらこまめにふき取る、これだけでも随分嫌な臭いの発生を抑えてくれるので、清潔を保つことを心掛け、他人に迷惑をかけないようにしたいものですね。
汗をかくことは健康に過ごす上で大切なことです。
汗をかかない生活をするのではなく、臭う汗を出さない食生活やストレスを溜め込まないように気を付けることが臭い対策の根本ではないでしょうか。
暑い時期も快適に過ごせるように、ご自身の生活を見直してみてはいかがでしょうか。
そして脇汗対策の商品を取り入れるなど、脇汗に悩んでいる方には是非活用され、自身に合った使い分けをしてみると良いのではないでしょうか。
生活習慣改善による脇汗を防ぐ方法とは
夏の暑い時期に限らず年中脇汗に悩まされている人も多いはずです。
暑い季節や運動後は汗をかくのは体温調節をおこなうために汗を出すように体が機能しているからなのです。
しかし、様々な要因で多くの汗をかくことがあることをご存知でしょうか。
生活習慣などが原因で多くの汗をかく場合についてお伝えしたいと思います。
食生活が原因の場合というのは食事が肉類などのたんぱく質や乳製品などの脂肪分を含む食品を多く摂取する方は注意が必要です。
また、カフェインを含むコーヒーや紅茶、アルコールなどの飲料やトウガラシなどの香辛料を多く含む食べ物は交感神経を刺激することになり汗をかきやすくなるので、控えめにしましょう。
食事の摂取で体臭を防ぐ方法としては和食中心の生活に切り替えてみることをお勧めします。
食品で多量の汗を防ぐ方法としては豆腐やみそ汁、納豆などの「大豆イソフラボン」を摂取するようにして食生活の見直しをしてみてください。
また、夏の暑い時期に冷たい飲み物を摂取する方は多いと思いますが、汗腺を刺激することになり逆効果になることもありますので、多量に摂取しないように気を付けましょう。
汗腺が弱っている場合も汗を多量にかく原因とされています。
一見汗腺が弱っているなら汗をかきにくくなるのでは、と思いがちですが、普段から汗をかかない生活を送っていると急な体温の変化やストレスを感じた時に自律神経が乱れることで多量の汗をかくことがあります。
普段から適度な運動や毎日の入浴時に湯舟に浸かって汗を出すようにすることで自律神経を正常に保つことができます。
汗をかくことを嫌がる方は多いと思いますが、体温調節をして生きる上で大切や役割ですので生活の改善に取り組んでみましょう。
女性に多い冷え性の方は汗をかきにくいと思われがちですが、内臓が冷えているために水分の排泄がうまく機能せず、多量の汗をかくことがあります。
体の冷えを防ぐ方法として、体の内側を温める食べ物(ショウガや発酵食品、根菜類)の摂取を心掛けましょう。
代謝を上げるために筋肉をつけるなど適度な運動をすることで改善できますので、日々の生活に取り入れてみてくださいね。
以上のことに気を付けて生活を見直すことで汗や臭いを気にすることなく暑い時期も快適に過ごすことができるのではないでしょうか。
そしてストレスを溜め込まずうまく発散できるようになると、心も体も健康でいられるようになります。
自分のできることから少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか。
わきがを防ぐ方法って何?
最近では自分の臭いを気にする方が増えてきたように感じます。
夏場は特に薄着になるので、臭いや汗染みを気にすることが多くなります。
自分で感じる臭いと他の人が感じる臭いが違うこともあるので、臭いを防ぐ方法として気になるようであれば専門医に相談し治療を受けることもできます。
しかし、ほとんどの方は生活習慣などが原因で汗の臭いがきつくなっている場合もありますので、きつい臭いを発生する原因がないのかどうかセルフチェックしてみると良いでしょう。
ワキガは腋臭症と呼ばれ、独特の臭いを発する状態のことを言います。
ヒトには2つの汗腺も持ち、エクリン線とアポクリン腺があります。
エクリン線は体中にある汗腺でサラッとした汗が出ます。
一方でアポクリン腺はたんぱく質などを含むベタベタとした汗が特徴です。
このアポクリン腺から出た汗が細菌と混じり合い、強い臭いを発するのです。
エポクリン腺から出た汗がワキガの原因です。
病院で治療を望まれる方もおりますが、ほとんどの方は自身の生活を改善することできつい臭いを出さないようにすることができるのです。
臭いだけで判断するのは難しく、酸っぱい臭い、硫黄のような臭い、古雑巾の臭いなど臭いにも個人差があります。
ワキガかどうかの確認をしてみよう
ワキガかどうかをチェックする方法として耳垢が湿っている、汗が衣服に付いたところが黄バミになっている、肉類などのたんぱく質を多く摂取しているなど
が挙げられます。
ですので、食事面において自分に当てはまるのであれば、食事の内容を見直してみましょう。
脂っこい食べ物や脂肪分の多い食べ物を好んで食べていないでしょうか。
和食中心のバランスの取れた内容に変えることで、汗の質や量が変化していきます。
また、睡眠不足やストレスも汗に大きく影響を及ぼします。
交感神経が働き、冷や汗が出る原因となることがあるからです。
また飲酒や喫煙も汗腺を刺激しアポクリン腺の働きが活発になりますので、控えるようにしましょう。
生活習慣を見直すことにより、汗の臭いを抑える効果があるだけでなく様々な疾患の予防にもつながるのではないでしょうか。
ワキガを防ぐ方法として、腋毛の処理をする、汗をかいたらボディシートや濡れタオルなどでしっかり拭いて清潔に保つこと、制汗剤などで細菌の繁殖を防ぐ方法を取り入れることで、臭いを抑えることができます。
汗を出さないようにするのではなく汗をかいたらキレイに拭き取ること、それが臭いを抑え他の人に不快感を与えないようにする配慮ではないでしょうか。