食事療法では体が冷えすぎる?毎日続けられる予防法が知りたい

毎日続けられる予防法

ちょっとだけ食事に気を使うだけで変化がある!?

突如として出てくる脇汗。

これらは制汗剤や水にぬれたタオルなどで冷やすことで対処できます。

しかしデートや面接前など大事な場面ではあまり脇汗は出てきて欲しくないものです。

特にだくだくと流れ出る汗はとても嫌な気持ちになります。

この突如として出てくる大量の脇汗は生活習慣などで解消することができます。

ストレスをため込めない、運動をするといったことでも解消することはできますが、どちらも忙しい現代人には少し厳しいものがあります。

忙しくても気軽に続けられるものといえば、食事です。

私たちは毎日食事をとります。

食事内容を少し改善するだけなら、続けられることができるかもしれません。

そこで大量の発汗を抑えることのできるおすすめの食べ物を紹介していきます。

まずは大豆がおすすめ

最初におすすめするのが、大豆です。

女性ホルモンのエストロゲンには肌の代謝を促す作用があり、体温調節の乱れを整える効果もあるので必要以上の汗を抑えてくれます。

大豆にはこのエストロゲンに似た働きをするイソフラボンが含まれています。

大豆で特におすすめなのが、

  • 納豆
  • 豆腐
  • 油揚げ
  • 豆乳

といった加工食品です。

そのまま食べることができたり、お味噌汁の具材として毎日手軽にとることができます。

さらに大豆が苦手な人には豆乳飲料がおすすめです。

通常の豆乳とは違いココア味やバナナ味などの色々な味がついた豆乳が味わえ、かなり飲みやすく改良されています。

この発汗を抑えてくれるイソフラボンには、大豆のほかにもハーブのレッドクローバーにも含まれています。

このハーブには心をリラックスしてくれる効果があり、ストレスを軽減して発汗を抑えてくれます。

クールベジって呼ばれる夏野菜

次に紹介するのがクールベジとよばれる野菜です。

このクールベジには体を冷やす効果があります。

どうして効果が?

これらにはカリウムという成分が含まれていて、これが体内の余分な水分を尿として外部に排出してくれます。

この作用により体が冷えるのです。

カリウムが含まれる野菜は、

  • ナス
  • トウモロコシ
  • ゴーヤ
  • トマト
  • キュウリ

などの夏野菜が中心です。

これら夏野菜は生で食べることをおすすめします。

ココに注目!

カリウムは水に溶けやすいのでゆでたり煮たりしない方がよいといわれています。

クールベジは体を冷やす食べ物ですが、脇汗が出てきている原因がほかにある場合はあまりおすすめできません。

大量の発汗は体温調節の乱れによるものもあるのです。

この場合は、
  • 逆に体が温かくなる食べ物をとる
  • 冷たい飲み物を飲まない
  • 冷房にあたりすぎて冷える

などの様な体が冷える原因をなるべく控えることが大事になってきます。

そして自分の発汗の原因をきちんと見極めることが必要になります。

外出先で脇汗を止めたいのなら大動脈を冷やすこと!

外出先で突然ドバっと大量の脇汗が出てきたことはありませんか?

  • 通勤や通学の最中なのに脇汗が大量に出てきてしまって困った。
  • このままでは会社や学校に行くのが恥ずかしい。

そんな想いをした人もいるでしょう。

このような場面で、すぐに汗が止まる方法といえば制汗剤などのアイテムです。

制汗剤はそれなりに汗をとめてくれますが、即効性としてはあまり有効ではありません。

もっと効果的な方法が別にあります。

すぐにでも効果が必要なら血管を冷やす

それは大動脈とよばれる太い血管を冷やすことです。

これが一番効果的といわれ、すぐに体が冷えるんです。

なぜ即効性が?

なぜかといえば、熱を放射する血液が冷えるので体温が下がり、一時的に汗が出なくなるからです。

特に冷やすと効果的といわれるのは首、脇の下、太ももの付け根です。

制汗剤などでこの大動脈を冷やせば、段々と熱もひいてすぐに汗もひいてくれるでしょう。

ただ、制汗剤などの体を冷やすものが手もとにない場合もあるかもしれません。

その場合は、コンビニや自販機で購入できる冷たいペットボトルを使うのがおすすめです。

これも同じように大動脈を冷やしていくと、体が冷えるので汗がとまり、頭がシャキッとしてきます。

できる事なら脇汗パッドなどで対策を

さらに長時間汗を気にならないようにする方法もあります。

それは脇汗パッドを日頃からつけておくことです。

脇汗パッドは、衣類内部の脇に貼り付けることにより脇汗を防いでくれます。

さらに最近では目立たないほどの薄さのパッドも出てきているので、貼っていることも忘れて快適に過ごすことができます。

脇汗パッドには使い捨てタイプと洗って何回も使えるタイプがあります。

ココに注目!

使い捨てタイプは、衣類自体に貼るために蒸れにくく、肌が荒れづらいという長所があります。

さらに脇汗パッドは複数のカラー展開がされています。

白色と肌色はシャツや柄物の服をきていてもパッドが透けることがないので便利です。

黒色のパッドはスーツを着用した時に汗を防ぐのに適しています。

有酸素運動を習慣つけることも大切

また急に大量の汗をかかないためには、日頃から運動をする習慣をつけることも大事になります。

現代人は冷たいものを過剰摂取したり、長い時間クーラーにあたったり、運動不足が原因で汗腺が少なくなってきています。

この汗腺が少ないと突発的に大量の汗が出てきてしまいます。

運動をすることにより、この汗腺が増えるのです。

この運動には有酸素運動がおすすめです。

有酸素運動にはジョギングやウォーキングがあります。

これらを毎日少しずつでも継続することで、大量に脇汗が出てしまうことを防げるのです。

少しの時間でも良いので取り入れていきましょう。

体を冷やすのは間違い!?原因がストレスって知ってた?

ストレスが原因

脇汗の原因の大半はストレスからくることを知っていますか?

夏の暑い日によくにじみ出てくる脇汗。

暖房などが原因で年中症状がある人もいますが、暑さ以外にかく原因は緊張や不安といったストレスによる要素が多いのです。

学校の試験や会社の大事な会議、面接などで一時的にストレス状態に陥ったのなら、その原因が無くなれば脇汗もかかなくなります。

しかし、現代人は慢性的なストレスが多いとされています。

慢性的なストレスが多い場合、大量の汗をかく傾向にあります。

特に脇からの発汗が大量で、制汗剤や冷えたタオルなどで冷やすことをしてみても汗がとまらないことがあるのなら、ストレスが原因かもしれません。

やなさん

この場合は体が冷えることをするのは逆に危険です!

根本的な解決を求めるのなら、ストレスのないリラックスした生活を送ることが重要です。

しかしストレスが多いとされる現代社会では、そうそう簡単には取り除くことはできません。

そこで日常生活で使えるおすすめのリラックス方法を紹介します。

1
笑顔になること

まず第一に取り入れたいリラックス方法は、笑顔になることです。

この方法は聞いたこともあるかもしれません。

笑顔でいることによって、ストレスを軽減する効果をもたらすのです。

私たちはリラックスしている状態の時に、副交感神経が活発に動いています。

笑顔になることが緊張で高まる交感神経を穏やかにし、副交感神経を活発にさせリラックス状態へと導きます。

そうとはいっても仕事が忙しく笑う機会が減少傾向にある人には、作り笑いでも大丈夫です。

口角を上げることにより緊張状態を緩和させ副交感神経を活発にさせます。

だから、空いた時間などで口角を上げているだけで、ストレスの軽減につながります。

2
ガムを噛むこと

次におすすめするリラックス方法は、ガムを噛むことです。

人はガムを噛む動作をするときに、リズム運動と呼ばれる動きをします。

これはダンスやヨガと同じような動きです。

このリズム運動をすることにより、癒しホルモンと呼ばれる神経伝達物質セロトニンを分泌して緊張をやわらげます。

ガムを噛むことは、リラックス方法としては気軽に取り入れられるために大変便利です。

もし大量の発汗があり、体を冷やすグッツを使用しても効果がないのなら、これらのリラックス方法を試してみてください。

汗を抑える効果が期待できます。

ココに注目!

さらにストレス状態が体の温度調節を乱れさせて、それが大量の汗へとなっていることがあります。

この場合は体を冷やすことをしないのが重要です。

冷えた飲み物を大量摂取しないなどです。

他に対策としては、お風呂につかるのが体が冷えるのを抑えてくれるのでおすすめです。

体が冷えることは、汗へとつながるのです。

匂いを防いで冷やす!制汗剤とデオドラントの違いとは?

汗をかいてしまう機会は多いですよね。

汗をそのままにしていると体が冷えるので風邪をひいたりする場合もあります。

だから早急に汗を乾かす必要があります。

体が冷えるだけでなく不快な汗染みですが、特に気になるのが脇の部分ですよね。

じんわりと染み出してくるのが不快だし、匂いが臭くないか非常に気になります。

そのときに脇汗対策として一般的に使われているのが制汗剤とデオドラント。

あなたは2つの違いについて知っていますか?

まず、制汗剤とデオドラントは法律上の明確な決まりはありません。

  1. 汗が湧き出るのを一時的にとめる効果を持つのが、制汗剤。
  2. 殺菌成分を持ち、汗の匂いを防いでくれるのに特化した効果を持つのが、デオドラント。

しかし最近では両方の効能を持つものが増えてきているので、自分の体質にあった効能のものや生活シーンに合わせて選ぶのが良いでしょう。

さらに、制汗剤やデオドラントには様々な種類のものが巷には溢れています。

  • ロールオン
  • クリーム
  • スプレー
  • シート

これらの特徴や効果についても紹介していきます。

スプレータイプ

まず、どこのドラッグストアにも必ず置いてあるといえる、スプレータイプ。

霧状に噴射し肌に直接触れることがないので、制汗剤の中では一番衛生的であるといえます。

手軽に体を冷やすことができて、外出先でもサッと取り出して使うことができるので便利です。

また色々な香りのものが売られていて、シーンによって使い分けて香りを楽しむことができます。

ただ、手軽に使える分、成分があまり肌には密着しないので、肌が冷える効果が持続する時間は短いといえます。

シートタイプ

肌のべたつきが気になる人におすすめなのが、シートタイプです。

外出先で汗が出てきたときにサッと取り出して使えて、肌の一部分を冷やすことができます。

さらっとした使い心地も良いです。

ただ、シートタイプにはエタノールが強い効能のものもあるので、敏感肌の人は肌が荒れてしまう恐れがあるために注意が必要です。

ロールオンタイプ

さらに、ころころしたロールが特徴のロールオンタイプ。

液体が乾くのに時間がかかるものが多く、外出前に塗っておくと良いでしょう。

また脇など肌に直接塗り込むタイプなので、塗る前に肌を清潔にしておくことをおすすめします。

クリームタイプ

最後に手に取って塗り込むクリームタイプ。

より効果が持続してくれるために、特に汗が多い人や匂いが気になる人におすすめです。

クリームがしっかりと肌に密着して汗で流れ落ちにくいからです。

制汗剤とデオドラントには多くの種類と効能のものがあります。

熱を冷やすだけでなく、匂いも取り除いてくれる便利なアイテム。

2つの違いに気をつけて自分にあったものを選んでみてください。

冷やすのはNG!?もしかしてあなたの症状は冷えのぼせかも

夏場の暑い時期や残暑厳しい時期。

通勤などで電車に乗車していると、脇からじんわりと汗が染み出てくるのが嫌ですよね。

制汗剤やタオルなどで対処してみても出る汗。

自分は多汗症なのでないかと悩んでいる人もいるかと思います。

でも待ってください。

もしかしたら、その症状は「冷えのぼせ」かもしれません。

冷えのぼせって?

冷えのぼせは、手足は冷たいのに頭はほてっていて、どっと脇や背中から大量の汗が出てくる症状のことをいいます。

この状態では体を冷やすことは、さらに汗が吹き出す要因となってしまいます。

冷えのぼせの症状としては
  • 汗がとまらない
  • 頭がぼーっとする
  • 体が重だるい
  • 多汗症にも使える
  • 脇だけでなく他の部位でも効果がある

といったものがあります。

この内どれか1つでも当てはまっていたら冷えのぼせの可能性があるので注意が必要です。

そもそも冷えのぼせと呼ばれる症状は、今やかなりの人に見受けられます。

ピップ株式会社が行った女性を対象にした1万人アンケートによると、約3人に1人が冷えのぼせであると出ています。

参考サイト

https://www.pipjapan.co.jp/
ピップ株式会社 公式サイトより

その内、一番症状が出ているのが50代で、次いで20代に多く見られます。

また症状が一番出てくるのが10月や11月と夏から秋にかけて涼しくなってくる季節です。

目黒西口クリニック医院の南雲久美子先生によると、気温変化に体の体温調節が上手くいかずに、冷えとなってあらわれているようです。

参考サイト

https://www.lettuceclub.net/news/article/49506/
目黒西口クリニック医院の南雲久美子先生による記事

冷えのぼせの原因である体温調節機能の低下は、ストレスや生活習慣の乱れなどによります。

慢性的なストレスにより交感神経が常に優位に働いて、副交感神経が鎮まった状態になります。

交感神経は興奮や緊張状態により高まり、副交感神経はリラックスした状態のときに高まります。

つまり、これらの二つの神経のバランスが良くならないと、温度調節が上手くいかなくなるのです。

これらを改善するには、ストレスを溜めない、冷たい食べ物を食べすぎない、クーラーなどに長時間あたるなど体が冷えることを控えるなどの対策が必要となります。

さらに体が冷えることを行なわない以外にも対策があります。

体を冷やすのが駄目だからと極端な厚着をしないことです。

冷えのぼせは、体が冷える状態と頭のぼせが同時に発生しているので、どこかに熱の逃げ道をつくっておく必要があるのです。

ココに注目!

対策としては薄着を重ね着して、暑くなったら脱ぐという風にすると良いでしょう。

あとは就寝時に靴下を履いて寝るのもおすすめしません。

確かに体を温めてくれますが、冷えのぼせの症状の人がすると悪化してしまう危険性があるのです。

つま先の熱の逃げ道をふさいでしまって、汗がでて余計に体を冷やすとこになりかねないからです。

靴下を履くのなら、冷えやすい足首だけを覆うレッグウォーマーがおすすめです。