脇汗は食事で改善できる?!食事に潜んでいる脇汗の原因とは

食事で改善


私にとっても、多分皆さんにとっても、夏だけでなく、冬でも関係なく一年中を通して気になる大きな悩み事だと思います。

むしろ夏以外の季節の方が袖がある分、より気になるし、室内や車内などの暖房による温度差によってインナーの脇汗は地獄でしかない。

脇汗があるだけで、着る服の色が限定されてオシャレができないどころかファッションが一気に台無しになってしまう気がします。

もともと日本人は欧米などの人と比べて、汗をかきにくい体質だと言われていましたが、最近は食生活などの変化に伴い、日本人もかつてより汗をかきやすくなっていると言われています。

つまり、脇汗の大きな要因の一つは食生活であり、多汗症などの対策に食事改善が有効ではないかと考えられています。

どのように食事を改善することができれば脇汗対策に有効なのか

具体的に、どのように食事を改善することが脇汗対策になるかを見ていきましょう。

まず、脇汗は通常以上に汗をかきやすいという体質が関係しています。

つまり、汗をかくのには様々な原因がありますが、一つには体温の上昇が挙げられるのです。

脂肪分の多い食事は、体温を上げやすくなります。

ですから普段の食事で脂肪分が多くなっていないかを見直してみてください。

また、一部の食品は汗腺を刺激し、汗をかきやすくする効果があるものが見られます。

汗やニオイに影響がある食べ物
  • 香辛料やスパイシーな食べ物
  • チーズなどの乳製品
  • 肉などの動物性脂肪分
  • コーヒーなどのカフェイン類
  • お菓子類など

これらの食品は汗をかきやすくするだけでなく、においも発生させ、脇汗の悩みをより深刻なものにしてしまいます。

私自身がそうだったのですが、スパイシーな食べ物が好きであることは脇汗と大きく関係があるようです。

香辛料などは、身体に良いものも多くありますが、交感神経を活発にするという効果も見られます。

これが脇汗にとっては大きなポイントになります。

交感神経が活発になるということは、やる気を高めたりする効果がありますが、一方で興奮を高めるので、汗の分泌を増やしてしまい、脇汗の原因になってしまうのです。

カフェインも同じような効果があります。

また、汗の量はホルモンバランスとも大きく関係しています。

ホルモンバランス管理は食事と大きな関係があり、ホルモンバランスを食事で改善し整えていくことは、脇汗の改善にも大きなメリットがあるのです。

このように私たちが日々何気なくとっている食事の中に、脇汗の原因が潜んでいたりします。

ですから、食事を見直すことは、脇汗の改善に役立つと言えるのです。

私自身、自分の食事を振り返ってみて、特に自分の好きな食事に脇汗の原因があったかもしれないということに気づきました。

もちろん、一切食べないようにというのは極端な考え方ですし、健康に影響を及ぼしてしまうこともあります。

しかし、毎日のことだからこそ、食事で改善するように少しでも心掛けることで、変化は見られるはずです。

食生活を見直して改善し、脇汗の原因を減らそう

食生活の見直し
私自身の食事の好みなどを見直してみたところ、実は脇汗の原因となるものが多く潜んでいたということをお伝えしましたが、実際にどのような食生活が脇汗を改善するのに効果的か考えていきましょう。

すでにお伝えした点ですが、脂肪分の多い食生活は体温を上げ、脇汗の原因となっていることがあります。

私自身、肉やチーズなどの乳製品が大好きで、家では特別多いというほどではないと思うのですが、週末などに外で食べる機会があるときにはどうしても肉や乳製品の多く含まれているメニューが多くなっていました。

特に動物性脂肪分は体温を上げるだけでなく、汗腺も刺激するので、二重の意味で脇汗の原因となってしまっていると言えます。

その点を意識し、できるだけ乳製品などを避け、肉料理を選ぶにしても野菜を多くし、量を注意するようにしました。

また、大好きだった辛いものやスパイシーな食事は、月に回数を決めるなどして、食べすぎないように注意しています。

カフェインについても、注意しないと普段飲んでいるものがすべてカフェインの入っているものだったりすることがありました。

なんとなくコーヒーなどを飲まなければいいような気持ちになってしまいますが、普段の飲み物として摂取しているお茶にもカフェインが含まれています。

ですからカフェインを摂りすぎないためには、注意して水やノンカフェインのお茶を選ぶように心掛ける必要がありますね。

「食べない」ではなく、抑制する食品を多く摂取するのも大切

食生活で脇汗を改善するには、脇汗の原因となる食品を避けるだけでなく、脇汗を予防するのに役立つ食品を多く取り入れることも大きなポイントです。

例えば大豆に含まれているイソフラボンは発汗抑制作用や消臭効果のある成分として知られています。

納豆や豆腐は日本の古来からの伝統的な食べ物ですが、最近はなかなか食べなくなっているという方もいるのではないでしょうか。

意識して食生活に取り入れることで、脇汗の改善だけでなく、美容・健康に大きく役立つ食品なので積極的に取り入れていきたいものです。

また、脇汗は、緊張やストレスとも大きく関係しています。

リラックス効果のある食品を食生活に取り入れることも心掛けると良いでしょう。

発酵食品にはギャバと言われる成分が入っていますし、カモミールのようなノンカフェインでリラックス効果のあるハーブティーなどもおススメです。

暑くて汗のかきやすい夏は、身体を冷やすと言われている野菜、キュウリやナス、トマトなどを多めに食べるのも良いでしょう。

本当に脇汗の悩みは食べ物で変わるのか

食べ物でかわる
脇汗の悩みには、普段の食生活とも大きな影響があるということをお伝えしましたが、実際、本当に脇汗の悩みは食べ物でかわるのだろうかと疑問に感じる方は多いでしょう。

食品は薬とは違うので、すぐに特効薬な改善を期待するというのは現実的ではありません。

しかし、脇汗は体質の問題であることが多くありますので改善はできます。

体質というのは、日々の生活習慣や食生活とも大きな関係がありますから、食べ物をかえることは、脇汗をかきやすい体質をかえる大きな一歩となります。

脇汗の問題は、年齢を重ねていくとともに、においの問題にもつながっていくことがあります。

しかし、健康的で、必要以上に汗をかかないような食生活を心掛け、脇汗の問題が食べ物でかわるようにしていくことは、将来的に、脇汗に関連した問題を減らし、改善する大きな助けになると言えるのです。

やはり脇汗をかきやすい人は、多くの場合で食事の好みや普段の食生活にその理由があることがほとんどです。

私自身も、調べてみて脇汗の原因となる食事を好む傾向があることに気づきました。

いくら制汗剤などの脇汗対策のものを使用しても、それは汗を押さえてくれるだけで、脇汗の根本的な解決にはなりません。

ですから、出てくる汗はケアしつつも、脇汗をかきやすいという体質を改善することを目指すのは大事なことなのです。

脇汗をかきやすい体質は、多くの場合、他の健康に負担をかける原因にもなっています。

例えばストレスをためやすかったり、睡眠が十分にとれなかったり、肥満になりやすかったりすることは、脇汗の問題を持つ人にありがちな健康の問題でしょう。

これらは生活習慣病などの原因にもなります。

これらの食事の改善は脇汗だけでなく、他の健康の問題を避ける助けにもなりますから、一石何鳥にもなることです。

ぜひ、心掛けるようにしましょう。

このように、脇汗に悪影響を及ぼす食品や、改善に役立つ食品があるということをお伝えしましたが、脇汗はそれだけでなく、ホルモンのバランスや生活習慣とも大きく関係しています。

対策としては、一定の種類の食品ではなく、とにかく様々な食品を摂り入れたバランスの良い食生活が重要です。

脇汗に良い食品ばかり食べて、悪影響を及ぼしがちな食品は一切避けるなどの極端な食生活の変更は、逆に脇汗を悪化させる結果になることもあり得ます。

あくまでもバランス良い食生活を心掛け、量や回数などを見直しながら改善するようにしましょう。

脇汗を参考書で学んだ方法で改善してみたんだけど、いくつか方法を紹介

改善の参考書
実際に脇汗対策として色々な参考書で改善してみたということをお伝えしましたが、実際に改善が見られたかどうかや、どんな対策方法が改善が見られたかをお伝えしたいと思います。

まず、多くの参考書ではそれほど多くの実際的な対策方法をいくつも挙げているわけではありません。

それでも、書かれている対策方法は興味深いものも沢山ありました。

内容としても、汗染みを対策する改善方法から、実際に脇汗を抑える方法まで様々ですが、実際に改善を感じることができたものもあります。

その中でも、様々な本で取り上げられていた方法が、汗をかく原因となる自律神経のうち、大きく汗の分泌と関係する交感神経の働きを呼吸法によってコントロールするという対策方法でした。

呼吸は、自律神経の様々にある働きの中で、唯一自分の意志でコントロールできるものなので、呼吸をコントロールすることで汗の量や、汗が出ること自体を抑えられるそうです。

色々な本で呼吸法については触れられているのですが、呼吸法を参考書で改善してみたことは役立ったと思います。

呼吸法は何の対策グッズもいりませんし、簡単に実践することができるのも大きな魅力ですね。

リラックスするための呼吸法などが載せられていたのですが、単に呼吸をゆっくりにして交感神経を静めるものから、細かい呼吸方法が指示されていて、心身をリラックス状態にするものなど様々あります。

汗は精神状態とも大きく関係しているので、リラックスするためにも呼吸のコントロールは有効だと思います。

私は、今でも緊張状態になったり、いつもより汗をかいてるなと思ったりした時には、呼吸を意識するようにしたりして、落ち着くように心掛けています。

また、興味深い改善方法として、プラセボ効果を利用するというものもありました。

脇汗の悩みのような多汗症の大きな原因の一つとなっているのが、精神的な発汗です。

そのような原因で多汗になっている場合には、対策グッズを利用してみて、それを使っているから大丈夫だと思うことにより改善が見られる、という方法があります。

私自身は画期的に改善したというのはなかったのですが、考え方の転換的な方法として多くの本に載せられていたものなので、このプラセボ効果で改善される方もいるかもしれませんね。

きっと脇汗対策グッズを使う方は多いと思うので、せっかくなら、汗をかいたときやかきそうなときに、それを使っていることを意識してみるのはいかがでしょうか。

脇汗について色々な本を買って試してみた

脇汗対策について、今はいろいろな媒体が情報を提供してくれています。

私は色々な本を買って試してみたことがあります。

はじめに驚いたのは、こんなに脇汗というか、汗の問題に関する本が出ているのか、ということです。

その内容や筆者も様々で、医療などの専門家による専門知識を扱ったものから、実際に脇汗などで悩んでいる人たちによる実体験を扱ったものなど、色々なものがあります。

実際に、特徴の異なる色々な本を買って試してみた内容をお伝えします。

一冊目は、ちょっと難しめの医学博士の人が書いている本でした。

脇汗だけに限らず様々な汗と体臭の生じるメカニズムの説明から、その対策法に関しても触れられていました。

汗の仕組みなどを解説している点では、自分の抱えている問題を知り、どのようにその問題と取り組んでいくべきかという方向性を考える上では役立つ良い本でした。

専門知識を持っている方が書いている本なので、身体の仕組みに沿った対策方法が紹介されているのが、とても良かったです。

身近にできる対策方法もあったので、試してみました。

実際に効果があったかははっきりしないのですが、なんとなく、脇汗が多くなった時に感じる焦りの気持ちを静めてくれる気がしましたね。

様々な対策方法が載せられていた本は、実際に多汗症などで悩んでいた経験者のおススメ情報を載せていました。

もちろんすべての対策方法を試してみたわけではないのですが、自分よりも厳しい状況で色々対策をしている体験は興味深く、実際に改善するかどうかに関わらず、面白く読めた本です。

脇汗に特化した本のわけではないので、自分には関係ないかなという情報もありましたが、ページ数が少ないので、読書は得意でないという方でも簡単に読める本だと思います。

ただ、今回本を読んで思ったのは、脇汗についての本はクリニックなどで実際に多汗症やわきがなどの治療をしている先生が書いているケースが多く、クリニックなどの治療方法などについて宣伝的に書かれてる本も多いかなということです。

根本的に脇汗の対策となるような情報は、どの本もそれほど多く載せられていないかもしれません。

でも、色々な本で脇汗の生じる理由や、体質などに関する知識を得ることで、自分の身体や問題を知るのは脇汗と向き合う上でプラスになると思います。

また、それを知ることで、どんな対策をしていこうか、どんな対策グッズがいいのかなどを考えることができるのも、脇汗についての本を読む目的の一つなるでしょう。

実際にインターネットにあった対策を講じてみた…

ネットの対策
今は、本を購入しなくてもネットで様々な脇汗対策方法に関する情報を探すことができます。

誰にも知られずに情報が探せたり、時間に関係なく情報を探せるのもネットの大きな魅力です。

私も実際にネットにある対策を講じてみたので、その対策方法を紹介していきます。

まず、現実的だと感じたのが、着る素材を注意するということです。

特に汗の多くなる時期などは、汗が蒸発しやすい素材や発散作用の高い服、特に下着の素材などを速乾性の高いものにして、蒸れが生じないような素材のものを着るようにするというのは良い対策法だと思うので、心掛けるようにしています。

上には好きな服を着たいという場合でも、下着であれば外から見えないので実践しやすいのではないでしょうか。

特に、真夏などは少しでも注意することで、汗のかく量も変わってきますし、汗のにおいの悩みも大きく違ってくると感じました。

また、汗をかいたときに、何で拭くかという点も参考になりました。

その場にあるタオルやハンカチなどで拭き取ってしまいがちですが、乾いたハンカチなどでは雑菌を拭き取ることはできません。

汗を拭き取る際には濡れタオルを使用するように、という対策方法をネットで見て以来、そうするようにしています。

実際に汗拭きシートなどを使う際にも、その前にいったん濡れタオルで拭いてからにするようにしてみました。

入浴方法についても、汗腺を鍛えて濃度の高い汗を出さないようにするトレーニングがネットに載せられていました。

脇汗だけでなく、健康にも良さそうですし、スポーツなどで汗をかく時間を作ることはなかなか難しいので、家でできる方法として、とても魅力的ではないでしょうか。

入浴の温度や入浴剤として有効なもの、入浴後の過ごし方なども色々書かれていたので、時間があるときには実践するようにしています。

汗を出ないようにすることだけでなく、汗の質を良くすることで、においが気にならなかったり、乾燥しやすい汗にすることができるので、汗への悩みを減らすことにつながるかもしれません。

このようにネット上では、簡単に実践できる実際的な対策方法が沢山載せられています。

私自身、色々とネットにある対策を講じてみたのですが、もちろんすべてが有効というわけではありません。

人により合う・合わないがあるかもしれませんので、ぜひ皆様も色々試してみてください。

ただ、いい加減な情報もあるので、まず、汗の仕組みなどの基礎的な知識を持っておくことは、間違った方法で問題を悪化させないためにも大切なことです。