素材によってワイシャツの汗が目立つのはどうして?困った経験ありませんか?

ワイシャツの汗が目立つ

ワイシャツの脇汗が目立つ理由

自宅でTシャツなどを着て過ごしている時なら、脇汗が目立って気になった時にはすぐに着替えをすれば問題を解決できますよね。

しかしワイシャツを着て仕事をしている時には、脇汗が目立ったからと言ってすぐにシャツを着替えることは難しいものです。

ワイシャツを着ている時ぐらいは何とかして脇汗を目立たせたくないと切に願うサラリーマンやOLさんは多いはず。

汗をかけばどんな素材のワイシャツでも脇汗が汗染みになってしまいますけれど、素材の選び方や柄、色などを上手く選ぶことによって、脇汗を目立ちにくくすることは可能です。

そのためにはまず、ワイシャツの脇汗が目立つメカニズムを理解したいですよね。

ワイシャツの繊維には、細かい凹凸があります。

そこに光が反射するのですけれど、汗染みなどで繊維が濡れると、凹凸がなくなってしまうので光が反射しにくくなり、見た目の色が濃く見えるのです。

つまり、ワイシャツの脇汗が目立つ原因は、素材が濡れていることが原因というわけですね。

それなら、ワイシャツの素材を選ぶ際に、濡れにくい素材とか汗で濡れてもすぐに乾く吸収性の良い素材を選んだらどうなると思いますか?

汗をかいても繊維が濡れなければ、繊維の凹凸がフラットになることもなく、光が反射して色合いは均一に見えるでしょう。

そうすれば、多少脇汗をかいても目立つことなく、人目が気になることもなくなりそうですよね。

吸収性の高い素材は両刃の剣

吸収性が高い素材は、汗などで繊維が濡れてもすぐに乾いてくれるというメリットがあり、それがワイシャツの汗染みが目立たないという効果につながります。

しかし、吸収性が良い素材は、水を簡単に吸い取りやすいので、わずかな汗でもすぐにしみこんでしまいます。

また、吸収性が良い素材は濡れると色が変わりやすいという特徴もあるため、わずかな脇汗でも色が変わってしまいやすいというデメリットがあります。

一方で、吸収性が良くない素材だと、濡れるとなかなか乾かないという大きなデメリットはありますが、少しぐらいの汗なら吸収しないので汗染みが目立ちにくいというメリットがあります。

また、吸収性が低いと光の反射が大きくなるため、汗染みが目立ちにくいというメリットもあるようです。

ただし、たくさん汗をかく人だと、吸収性が良くない素材では肌がベタベタして不快ですよね。

その辺のバランスも考えながら、ワイシャツの素材選びをしたいものです。

ワイシャツは・・・

素材によって吸収性や光の反射度合いが変わるため、脇汗による汗染みの目立ちやすさが大きく変わります。

吸収性が良い素材がベターなのか、悪い素材の方がベターなのかは、バランスを考えながら決めたいですね。

ワイシャツ選びの参考にしたい!脇汗が目立たない素材とは?

ワイシャツ選び
脇汗対策重視でワイシャツ選びをするなら、吸収性や通気性、速乾性の高い素材を選ぶのがおすすめです。

レーヨンやポリエステルなどは、これらの特徴を全て満たす素材なので、脇汗が気になる人には一押しですね。

サテンやシルクなどツルツルして光沢のある素材は、汗が目立ちにくいというメリットはあるものの、肌に張り付くので不快かもしれませんね。

注意してください。

素材選びのポイントは吸収性・通気性・速乾性

普段から脇汗がひどくて悩んでいる人にとっては、ワイシャツを着た時の脇汗で汗染みができてしまうことにウンザリしている人も多いのではないでしょうか。

ワイシャツはたくさんのブランドから多種多様な商品がラインナップされていますけれど、デザインや色が異なるだけではなく、繊維や素材も千差万別です。

素材によっては、わずかな汗でもすぐに汗染みになって目立ってしまうものもあれば、たくさん汗をかいても目立ちにくいという素材もあります。

脇汗が目立たない素材という点でワイシャツ選びをする際には、注意したいポイントが3つあります。

それは、

  • 吸収性
  • 通気性
  • 速乾性

を重視することです。

ワイシャツの繊維に高い吸収性があれば、汗をかいてもサッと吸収してくれますし、速乾性があれば汗を吸収した繊維が素早く乾いてくれます。

繊維は濡れていると汗染みとして目立ってしまうので、汗染みを目立たなくするためには繊維ができるだけ乾いた状態を維持しやすいものを選ぶのがおすすめですね。

また、通気性が良い素材なら、体温が高くなりにくいので汗をかきづらくなるというメリットが期待できます。

具体的におすすめの素材はコレ

脇汗対策という点からワイシャツ選びをする場合には、まず素材をチェックすることをおすすめします。

具体的にどんな素材が良いかというと、ポリエステルとかレーヨンなどの化学繊維ですね。

化学繊維は繊維同士の間に隙間があるので、通気性が良くて速乾性も高いという特徴があります。

また、天然繊維と比べると光を反射しやすいので、汗染みができても目立ちにくいというメリットも期待できます。

光を反射するという点では、サテンとかシルクなども良さそうな気がしませんか?

汗染みが目立ちにくいという点では、ツルツルのサテンやシルク素材は確かに良いかもしれませんね。

しかし、汗をかくとこれらの素材は肌にピタッと張り付くので、ワイシャツの素材としては快適に着ることが難しいかもしれません。

脇汗が目立ちやすいワイシャツの素材には何がある?

ワイシャツの素材選び
脇汗が気になる人は、汗染みが目立ちやすいコットンやウールなどの素材は避けたほうが良いでしょう。

吸収性が高くても速乾性がなかったり、保温効果が高くて体内に熱がこもって汗をひどくしてしまったりする作用を持つ素材などもあります。

脇汗で悩む人にとっては、ワイシャツの素材選びには注意が必要ですね。

汗が目立たない素材もあれば目立ちやすい素材もある

ワイシャツには、多種多様なデザインや色のものがラインナップされていますが、それぞれに使われている素材も異なります。

脇汗をかいても汗染みを作りにくくて目立たなくする効果のある素材なら、吸収性や通気性、そして速乾性に優れたポリエステルやレーヨンなどの素材が優秀なのですけれど、ワイシャツ素材の中にはわずかな脇汗でもくっきりと汗染みを作って目立ちやすい素材も存在しています。

普段から汗がひどい人なら、控えたほうが良い素材をしっかり覚えておきたいですね。

汗染みを作りやすい素材は、コットンやウールなどが挙げられます。

これらは吸収性という点は優れているのですけれど、一度濡れると乾きにくいという大きなデメリットがあります。

ワイシャツの素材は、濡れると繊維の凹凸がなくなるために汗染みが目立ちやすくなってしまいますよね。

濡れても速乾性のある素材なら汗染みは目立ちにくいのですけれど、濡れるとなかなか乾いてくれない素材では、いつまでもワイシャツの汗染みが目立ち続けることになってしまいます。

コットン素材のワイシャツはたくさんあります。

滑らかなコットンもあれば、通気性が良くて夏は涼しい麻という素材もありますよね。

どんな種類でも、コットンはすべて速乾性がイマイチなので、ワイシャツの素材としては避けたほうが良いかもしれません。

保温性が高いウールもNG

ウールという素材は保温性が高いという特徴があります。

そのため、寒い季節には温かく着ることができるので良い素材なのですけれど、脇汗をかく人の多くは体内に熱がこもることによって暑くなって汗をかくことが多いものです。

そのため、できるだけ通気性が良い素材のワイシャツを選んで、体の表面から熱を逃がしてあげる工夫が必要不可欠です。

しかしウール素材だと、体の熱が逃げないので、さらに体温が上昇して脇汗がひどくなってしまいます。

汗がひどくなると汗染みもひどくなりますよね。

そのため、脇汗で悩んでいる人は、冬でも保温性が高いウール素材は控えたほうが良いかもしれませんね。

脇汗が目立たないワイシャツ選び!素材以外には色も注意したい

色にも注意したい
脇汗が気になる人のワイシャツ選びでは、素材に加えてシャツのも工夫することで、汗染みを目立たなくすることができます。

おすすめなのは白と黒、チェック柄も汗染みが目立ちにくいですね。

ワイシャツの色選びで脇汗が目立つ度合いが大きく変わる

ワイシャツには、ベーシックな白色だけでなく、ブルーやピンク、グレー、ブラックなど様々な色のものがラインナップされています。

同じデザインでもワイシャツの色が変わると全体的な雰囲気ががらりと変わりますし、スーツが同じでも雰囲気が変われば、毎日の通勤スタイルでオシャレを存分に楽しむことができますよね。

脇汗で悩んでいる人にとっては、ワイシャツの色が変わるだけでも汗染みの目立ちやすさが大きく変わるということはご存知ですか?

汗染みは、濡れた繊維が光を反射しないためにその部分が目立ってしまうというメカニズムで起こりますから、色選びをする際には光の反射を考えながら選びたいものです。

汗染みが目立たない色には、ホワイトとブラックがあります。

色的には両極端な色ですが、ホワイトは乾いていても濡れていても同じように光を反射するので、汗染みができても目立ちにくい色ですね。

一方黒という色は、乾いていても濡れていても光を反射しない色なので、汗染みができても目立ちません。

目立ちやすい色は?

ワイシャツの色には、汗染みが目立ちやすい色もあります。

それは、カーキやグレー、そして華やかな原色系のカラーですね。

これらの色は、乾いている時と濡れている時とでは光の反射具合いが大きく異なります。

そのため、脇汗をかいて汗染みができてしまうと、その部分だけ目立ってしまうのです。

ワイシャツの中でも人気が高いグレーというカラーもまた、汗染みができると目立ちやすい色なので、もしも脇汗がひどくて悩んでいる人は、控えたほうが良いかもしれませんね。

柄付きのワイシャツなら目立ちにくい

ワイシャツには無地のものが多いのですが、中にはチェックやストライプといった柄のものもありますよね。

汗染みが目立ちにくいという点を最優先してワイシャツ選びをするなら、チェック柄のワイシャツは汗染みが目立ちにくい傾向にあります。

特に、ホワイトをベースにしたチェック柄なら、脇汗がひどい人でも安心ですし、チェック柄ということでオシャレにも見えますよね。

いつも白のワイシャツばかりで飽きたという人は、ぜひホワイトベースのチェック柄にトライしてみてはいかがでしょうか。

ワイシャツ選びでは知っておきたい!素材ごとの着心地

素材ごとの着心地
ワイシャツの素材には、天然繊維と化学繊維とがあり、それぞれ特徴や着心地が異なります。

ワイシャツ選びの際には、こうした素材をチェックして選ぶことで、脇汗対策にもつながりそうですね。

素材の特徴を知ればワイシャツを選びやすくなる

ワイシャツの素材には多種多様な素材があります。

コットン100%のように一つの素材だけで作られているものもあれば、コットン20%でポリエステル80%などのように、複数の素材がミックスされているものもたくさんありますよね。

それぞれの繊維の特徴を知っていると、ワイシャツを選ぶ際には脇汗との相性や着心地などをイメージしやすくなるのではないでしょうか。

ここでは、素材ごとの着心地についてご紹介しましょう。

コットン(綿)

吸収性が高いので、脇汗を素早く吸収してくれますが、乾きにくいので脇の部分がいつまでも濡れたような感じでベタベタします。脇汗がひどい人は避けたほうが良いワイシャツの素材ですね。

リネン(麻)

吸収性が高いのでベタベタすることがありません。脇汗がひどくてもあまりべた付きを実感することは少ない素材ですね。ただし、慢性的に脇汗を吸収していると、その部分の繊維が硬くなってゴワゴワすることがあります。

シルク(絹)

ワイシャツの素材でシルクはかなり高級感を演出できますよね。この素材は水分を素早く吸収して熱を外に逃がすことができますけれど、デリケートな繊維なので汗染みを作りやすく、シミが落ちないという事態になりやすいというデメリットがあります。

ウール(羊)

保温性が高いので、脇汗がひどくなってしまう可能性が高い素材です。水分を素早く吸収して熱を放出してくれますが、その際に熱を発生させるので、脇汗がひどい人の肌に直接触れるワイシャツの素材としては、あまりおすすめではありません。

レーヨン(再生繊維)

化学繊維のレーヨンは、もともとは木材パルプから作られている素材で、再生繊維です。光沢があって吸収性も高いのですが、水に濡れると縮むという性質があるので、ワイシャツの素材として選ぶとシワができやすくなります。通気性や速乾性があるのでワイシャツの素材としてはおすすめですが、アイロンがけが必要になる素材ですね。

ポリエステル(合成繊維)

速乾性や吸収性、通気性を全て兼ね備えたポリエステルは、ナイロンとかポリウレタンなどと同じように石油を原料として作られている素材です。汗をかいてもすぐに乾くので、脇汗が気になる人のワイシャツ素材としてはおすすめです。