迷うならまずは皮膚科に行けば間違いない!
脇汗が多くて
- よく服にシミができてしまう
- 臭いが気になる
- ワキガかもしれない
といった悩みがある方もいるでしょう。
今は制汗剤もいろいろな種類が販売されており、それを使ってセルフケアすることも可能です。
しかし、セルフケアでは不十分な気がする場合や、それでも臭いや汗の量が気になる場合は、医療機関を受診しましょう。

「医療機関を受診して」と言われても、脇汗の悩みは皮膚科なのか美容整形なのか、何科へ行けばいいのかわからないんですけど!!

もし何科へ行けばいいかわからないときには、まずは皮膚科へ相談に行ってみるのがおすすめ!!
皮膚科ならば、かかりつけの病院がある方も多いでしょうし、近所に受診しやすいクリニックを見つけやすいはずです。
皮膚科では、まず問診票の記入をすることになります。
- 症状が気になり始めた年齢
- 両ワキで汗の量に差があるか?同じか?
- 脇汗の量が多いことで日常生活に支障があるか
- 近親者に同じ症状の人がいるか
などを聞かれるでしょう。
事前に自分が気になっている症状についてや、年齢、近親者に症状のある人がいるか、汗の量などをすぐ答えられるようにメモなどにまとめておくといいいと思います。
この問診票の情報を基に、医師が診察をして診断をされます。
ちなみに脇汗の量が多い人は、ほぼ腋窩多汗症と言われることが多いです。
この腋窩多汗症は先天性のことが多く、いわゆる遺伝の可能性が高いでしょう。
診断をされたら、まずは外用薬で様子を見ることになります。
腋窩多汗症は塩化アルミニウムの塗り薬から始めるのが一般的な治療方法なんです。
約8割の人が症状が改善しますが、もちろん効果がない人もいます。
その場合は、麻酔科や形成外科や美容整形外科で注射や手術などを受けることが可能となります。
多くの方はいきなり手術せずに、内服薬や注射で様子を見ます。
注射の場合はボトックス注射が多汗症には高い効果が期待できるでしょう。。
一度注射をすれば、脇汗の量が減って4~9ヶ月くらいはほぼ汗が止まります。
注射で効果が感じられない場合は、手術を勧められることもあるでしょう。
このように脇汗に関する悩みは、皮膚科や麻酔科や形成外科、美容整形外科で相談ができます。
汗や臭いに関することは、なかなか相談しにくいことですよね。
しかし、病院で相談することで治療が可能なこともありますので、勇気を出して早めに相談へ行ってください。
ちなみに脇汗の悩みで医療機関を受診する場合は、脇を見せやすいようにタンクトップやキャミソールなど袖がない服を着ていった方がいいかも。
手術しかない?切らない治療がいいなら美容整形へ相談を
脇汗の量が多いとか、臭いが気になる場合は、病院で治療が可能になります。
治療方法は塗り薬を試すところから始めるのが一般的ですが、効果が出ない場合もあります。
腋窩多汗症の場合は、エクリン汗腺という汗腺が人より大きいとか多いのが原因と言われています。
そのため、希望すればこの汗腺を取り除く手術をすることになります。
汗を出すエクリン汗腺を取ってしまえば、汗の量を抑えることが確実にできます。
この手術は
- 美容整形外科
- 形成外科
- 美容外科
- ペインクリニック
などで施術が可能となります。
しかし、人によってはメスを入れて皮膚を切ることが怖いとか不安と感じる人もいるでしょう。
切ることで皮膚に傷が残りますし、ひきつれを起こす可能性も高くなります。
高い効果が望めるのはもちろんですが、リスクもあることを覚えておきましょう。
手術以外の選択肢も考えて欲しい
脇汗の量を抑えるには手術しかないのか、と言われれば違います。
まず塗り薬で効果が感じられなかった場合は、飲み薬か注射を勧められることが多いです。
- 手術はしたくない
- 切りたくない
- でも効果は高いものが良い

先生!注射ってたくさん種類があるのでしょうか?

一般的に注射といえば「ボトックス注射」を意味すると思ってください。
メリットとしては、手術よりも身体に負担が少ないことです。
注射1本で汗の量を抑えることができます。
また施術時間も少ないですし、場合よっては数回繰り返すことで半永久的に効果をかんじられるのです。
切らない手術が良い人や、時間をかけずに効果を感じたい人向けと言えます。
脇汗の量の程度や、日常生活に支障があるかなど、医師の判断によっては保険適用となるので相談してみましょう。
切らない手術でどうにかしたいと思ったら、美容整形外科や皮膚科、麻酔科、形成外科で治療可能です。
しかし病院によっては、内服薬や外用薬の処方のみで、注射や手術は行っていないというところもあります。
そのため来院前に電話などで脇汗の量が多いから相談に行きたいと伝えてみましょう。
実際に来院して、どのような治療があるのか、この病院ではどこまで治療してもらえるのか直接聞くのが一番だと思います。

口コミとか評価サイトとかもあるけど、どの程度信頼できるかはわからないですよね。
まずはかかりつけの皮膚科に相談だけ行って、そのあと自分で信頼できる美容整形外科などを探してもいいでしょう。
提携病院など、信頼できる美容整形外科や形成外科を紹介してくれることもあります。
医師に相談して詳しく聞いてみてくださいね。
多汗症治療で美容整形外科を選ぶメリットは?
脇汗が多くて服にシミができたり、臭いが気になる場合は、病院を受診すると「多汗症」と言われるかもしれません。
正式には「腋窩多汗症」ですね。
汗が多いだけだからと放置するよりも、早めに病院を受診したほうが、治療できるものなので症状を抑えられるかもしれませんよ。
治療ができるのは、皮膚科や形成外科、麻酔科、美容整形外科などがあります。
もしできるだけ人目を避けたいとか、プライバシーを守りたいと思っているならば、美容整形外科を選ぶといいでしょう。
美容整形外科だと、患者のプライバシーを守るために、個室を用意していたり完全予約制にして、他の患者と会わないようにしてくれます。
全ての美容整形外科がそうとは限りませんが、整形手術を受ける人も多いですから、個室や完全予約制を取り入れているところがほとんどです。
人目を気にして受診ができないならば、美容整形外科を選んでみましょう。
ちなみに美容整形外科では、切る手術と切らない手術を行っていますよ。
切る手術は「剪除法」と言い、汗を出す「エクリン汗腺」という汗腺を切ってしまう手術です。
臭いも気になる人は、臭いの原因となる「アポクリ汗腺」を取ることで臭いを抑えることもできます。
ただし、皮膚や汗腺をきるので、ダウンタイムという安静期間が必要になるんです。
仕事や家庭の事情で、休みにくいとか安静にできない人は難しいと思いますよね。
そこで切らない手術を選ぶ人も増えていますよ。
切らない手術にもいろいろありますが「ボトックス注射」が一般的です。
ボトックスを脇の汗が気になる場所に数回注射します。
汗を出す筋肉の動きを抑える効果があり、それにより汗を抑えることができるというわけです。
1回の施術で済むので、時間がない方やダウンタイムが取りにくい方などに向いていますよ。
1回注射をすれば平均5~6ヶ月は効果が持続するので、夏前など汗をかきやすい季節の少し前に行う方が多いです。
切る手術か、切らない治療かは、カウンセリングの医師が決めることなのでまずは受診してみましょう。
またいきなり手術とならずに、まずは医療用の塗り薬などで様子を見るのが一般的。
美容整形外科というと整形手術のイメージが強いかもしれませんね。
それ以外にも脇汗を抑える治療もやっているので、受診してみるのもいいでしょう。
脇汗の量など症状によって、保険適用になることもありますので、料金が気になるならば医師に聞いてくださいね。
気になるなら汗の量や匂いのセルフチェックをやってみましょう
脇汗の量が多いかも、臭いがきついかも、と思っても自分ではよくわからないですよね。
脇汗の量を計って誰かと比べることもできませんし、臭いも自分ではわかりにくいでしょう。
ちなみに脇汗は悪いものではありません。
誰でもかいてしまうものですし、ニオイも出やすいところでもあります。
そのため多くの女性は市販の制汗剤などを使って、脇汗対策をしていますよね。
しかし市販の制汗剤を使っても脇汗の量や臭いが気になることもあるでしょう。
その場合は美容整形外科や皮膚科の受診がいいですが、病院受診はまだ勇気が出ないという場合は、まずセルフチェックしてみましょう。
セルフチェックの方法はいろいろありますよ。
例えば臭いについてですが、
- 自分の脇に5分程度ガーゼやハンカチを挟む
- 5分後それを取って臭いをかいでみる
それが、
- 古い雑巾のような臭い
- 腐ったチーズのような臭い
- 硫黄の臭い
など、不快と思ったり臭いが強かったらワキガかもしれませんよ。
ワキガではなく、汗の量が多い場合もセルフチェックは可能です。
インターネットで検索をすると、脇の多汗症なのかセルフチェックができるページを見つけられます。
- 脇汗で服にシミができて人目が気になってしまう
- 脇汗のせいで周囲の目が気になって日常生活に支障がある
- 白いシャツや下着が黄ばむことが多い
などです。
他にもいくつかの項目があり、自分に当てはまるものをチェックしていきます。
当てはまるものが多ければ多いほど、脇汗により日常生活に支障があることがわかるでしょう。
日常生活に支障があるとセルフチェックでわかったら、早めに病院を受診してくださいね。
反対に、日常生活に支障がない程度とわかれば、受診を見送って少し様子を見てもいいですよ。
セルフチェックをすることで、病院を受診したほうがいいか様子を見てもいいか、判断材料になります。
脇汗の量や臭いで悩んでいるならば、美容整形外科や皮膚科へ行く前に、セルフチェックをしてみましょう。
セルフチェックの結果、受診の必要はないかもと思っても、気になるならば受診しても大丈夫ですよ。
美容整形外科や皮膚科の先生にとりあえず相談してみると、脇汗の悩みを解決しやすくなるでしょう。
病院では市販の制汗剤より効果が高い、医療用の塗り薬や飲み薬を出してもらえますよ。
市販の制汗剤ではなんとなく効果がわからない、という場合は受診して薬を出してもらうのもいい方法です。
美容整形を扱っている病院で治療をすると健康保険はどうなるの?
脇汗の量が多いとか臭いが気になる場合は、皮膚科や形成外科、美容外科で治療ができます。
整形外科でも美容整形を扱っているところはありますので、問い合わせしてみるといいでしょう。
どこの科へいっても、脇汗の治療にほぼ変わりはありません。
例えば脇汗の量が多い「多汗症」ならば、汗を抑える医療用の制汗剤や塗り薬、飲み薬などで様子を見るところから始まります。
これで症状が変わらなければ、ボトックス注射へと移行するのが一般的です。
外用薬や内服薬、注射の処方や、診察料などもちろん掛かってきますし、保険適用になるかならないかで、料金も全く変わるので気になる人も多いでしょう。
脇汗の量が多い場合「腋窩多汗症」と診断されることがあります。
もし診断された場合は、保険適用となることが多いですよ。
ただしその人の症状によって、できる治療法や保険適用となるものも変わるので注意してくださいね。
外用薬や内服薬、注射、診察料などが保険適用となる対象です。
多くの人が注射で症状がよくなるのが、腋窩多汗症の特徴でもあります。
腋窩多汗症の治療といえば、ボトックス注射が効果的と言われており、ボトックス注射は2012年から保険適用となりました。
ボトックスを脇汗の出る部分に注射するのですが、ボトックス自体が高額なので保険適用でも高額となるので注意しましょう。
料金や保険適用になるかは、医師やクリニックのスタッフに確認しておくと安心です。
汗なのか!?ニオイなのか!?によって方法が違う
脇汗の臭いがきつい、独特の臭いである場合は、ワキガと診断されると思いますが、ワキガの場合はその症状によって、手術を提案されることもあります。
臭いの原因となっているアポクリン汗腺を取るための剪除法や切除法を推奨されるでしょう。
この手術は、保険適用となるものが多いですが、その人の症状が重度であると医師が判断した場合です。
軽度でも手術を望む場合は料金について問い合わせしてみましょう。
脇汗の量や臭いが日常生活や仕事などに影響があると、保険適用となることが多いようです。
まずは診察を受けてどの程度の症状なのか、医師に的確に判断してもらってくださいね。
一部の皮膚科や形成外科では、手術は一切行っていないというところも多いようです。
美容整形を扱っている美容外科ならば、保険適用となるボトックス注射も手術も扱っているところがよく見られますよ。
病院選びで悩んだときには、とりあえず近くの皮膚科や形成外科などに相談へいき、信頼できるクリニックを紹介してもらうという方法でもいいでしょう。